承諾料の支払い

借地権を第三者に譲渡する場合は、借地人が地主に承諾料となる名義書換料を払う必要があります。承諾料の一般的な相場は、借地権価格の10%程度とされており、借地の所在地により異なりますが、土地価格の7割前後となることが多いようです。地主は、新しい借地人に特段の不信事由がない場合、裁判をしても10%の承諾料をもって許可審判が出ることが予想されるため、承諾料を受け取って新たに契約を結ぶのが普通です。借地人が建物だけでなく、土地の所有権を買い取って、土地、建物ともに自分の所有物にしたい場合は底地の買取を行うことになります。そのためには、地主と土地売買契約を結ぶ必要があるため、地主の合意を得なければなりません。

底地の買取価格の目安は、土地の時価から借地権価格を差し引いた金額となります。借地権の譲渡や今後の時代の値上げ要求などによって、裁判を起こして地主と人間関係が壊れることを煩わしいと思うのであれば、この方法をとった方がいいでしょう。一方、借地非訟手続きにおいては、地主が借地人が所有している借地上の建物を相当の対価で買取したいと要求する介入権を行使すると、借地人は拒否することができないので留意が必要です。借地権の売買に関しては、複雑化してしまう前に専門家の無料相談を受けることをおすすめします。